• 2024-12-06 7:28 PM

The Kitchencar Times

introducing high-quality food truck restaurants and takeout stores.

Interview : フクシマ商店さん

 
 
キッチンカータイムズの最初の記事は、フクシマ商店さんへのインタビューです
お店のポリシーや思いなどが伝わる記事になればと願っております
(聞き手・文・写真:Gigantar40mm)
 
 
目次とリンク
1、おばあちゃんのイタリアごはん、について
2、東久留米市、北多摩地区のイタリアンランチ
3、フクシマ商店さんのメニュー
4、お店から最後にひとこと
5、編集後記:お店の便利な使い方
 
 

1、おばあちゃんのイタリアごはん、について

 

 
-- もう何度もお世話になっていますが改めていろいろ教えてください
フクシマ商店さん(以下、F):かしこまりました
 
-- まず『おばあちゃんのイタリアごはん』というスローガンについて教えてください
F:北イタリアで修行していたときにオーナーシェフのお母さんが「まかない」を作ってくれていました。素材、切り方、火の入れ方、どれも素晴らしく美味しくて愛情が原点にあると感じました。
技術だけでなく『家族やお客様の喜ぶ顔を思い浮かべながら、来る日も来る日も心を込めて作ってきたからこそ出せるおいしさ』というものが、そこにあったのだと思います。
フクシマ商店は、シンプルだけど食べたらすごくおいしくて、お腹だけでなく心まで満たされ笑顔になれる、そんなおばあちゃんの味を目指して日々営業しています。
 
-- キッチンカーを創業されたのはいつですか?
F:お店は2019年に開業しました。それまではお話したように北イタリアで修行しただけでなく幾つかの店舗や企業で店長職や店舗運営企画なども含め料理人として勤めてきました。気がつけば大学を卒業してからずっと飲食の世界にいます。
 
-- フクシマ商店さんを開業された切っ掛けはなんですか?
F:職業年齢的にもそろそろ自分の店を持つタイミングでした。長く勤めていたような固定店舗も今でも考えますが、子供が生まれたこともありキッチンカーでの営業に専念しています。
 
 

2、東久留米市、北多摩地区のイタリアンランチ

 

 
-- 出店場所は東久留米市が多いですね
F:そうですね。私が生まれ育った北多摩での出店が多いです。どちらかというと区内より市部のほうに思い入れがあるかもしれません(笑)。現在の出店場所は東久留米卸売市場さん、JAみらい東久留米新鮮館さん、ひばりテラスさん、一橋学園の一龍別館さんがメインです。
-- 「クッチーナ・フクシマ」などではなく「フクシマ商店」さんという屋号も土地にゆかりのあるものだそうですね。
そうなんです。祖父が東久留米市で経営していた酒屋の屋号を引き継ぎました。
 
 

3、フクシマ商店さんのメニュー

 

 
-- 主菜にはビーフ、ポーク、チキンを使いワイン、トマト、ハーブなどでイタリアンに仕上げたお惣菜が多いですが、副菜である野菜のお料理も品数が多く、そして非常に美味しくて毎回感動しています。
F:ありがとうございます。それは私も意図しています。お肉の主菜よりも野菜に力をいれていると自分で思います。
地産の野菜をもっと知って貰いたいという気持ちが強く在ります。自宅の近くの畑で良い野菜が育てられていても召し上がる事が出来ないのは勿体無いですから。
ただ野菜だけではごはんのメインにはなりにくいので、必ずビーフ、ポーク、チキンから2種類のメインを用意しています
 
-- 私は塩分を気にするのですが、塩分控えめでハーブ等で手応えを出して下さっているように感じて感謝しています。
F:イタリアンですとパスタもそうですが、どうしても炭水化物に塩分が入ります。「ごはん」にある「鶏だしごはん」も塩分を含んでいますのでバランスをとるようにしています。
 
 

4、お店から最後にひとこと

 

 
 
-- お店から最後に一言お願いします
F:がんばっている方を応援するお店です。地域の生産農家の方、市場で働く方も、そしてもちろん地域のお客様、通りがかりのお客様も。是非ともご利用ください。
 
-- 今日はありがとうございました
F:ありがとうございました
 
 

5、編集後記:お店の便利な使い方

 
-- お店で慌てない注文の方法

 
順を追って書くと
(1)、お店正面(車両の助手席がわ側面)の大窓の右にある緑白の『本日のメニュー』を確認する(赤テープは売切)
(2)、2~3種類の当日のメニューからお肉の主惣菜を決める
(3)、お弁当スタイルの「ごはん」か、ライスなしの「お惣菜セット」か決める
(4)、お店正面の左にある「本日の野菜おかず(必ず入っている野菜の副惣菜)」の黒板を確認する
(5)、注文する(食べられない食材などの相談はここで)
(6)、お会計する
(7)、お店右側(車両の後方)にある受け取り口で待つ
(8)、お店右側(車両の後方)にある受け取り口で受け取る(お箸などはここで)
という流れになります
 
 
-- ちょっとした裏技

 
「ごはん」にある「鶏だしライス」も美味しいので料理のソースなどが沁みるのを避けたい方は
・「おそうざい」と「ライスのみ」で別盛りで注文する事も出来ます。これシッカリおちついて向き合えるので意外とオススメです。
 
 
-- 持ち帰りと雨の日の受け取りについて

正面の注文の窓口、右側の受け取りの窓口、どちらにも簡易的な庇があって余程ひどい風雨でなければ雨を避けられます。
受け取り口にも幅のある台を用意していただいているので、持ち帰り易いように荷物を落ち着いて整理できます。
またエコ対策で袋の持ち込みも可能ですが、お店がピッタリサイズの袋を用意して下さっているので、お店の袋を使うほうが液漏れ等の心配も少なく安心して持ち帰る事が出来るのでオススメです。
 
 
-- オススメの出店場所について

インタビューにて店主さんからご案内あった東久留米卸売市場さん、JAみらい東久留米新鮮館さんは駐車場も広いのでゆとり持って買物が出来ます。
また東久留米卸売市場さんですとケーズデンキさんの裏にベンチも水道もある小さな公園がありますので出来たてをいただけますよ

さらに500メートル東の西団地前交差点そば、黒目側沿い下里駐在所裏の「しんやま親水広場」にベンチ、水道、トイレもあるので、ピクニック気分でランチを楽しめますのでオススメです。
 
 
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“おひとりでも大事な方とでも、疫病に負けずに素敵な時間を過ごせますように”
– ザ・キッチンカー・タイムズより

By Gigantar40mm

通称ご隠居。元銀行員、元某HD経営企画室室長、昭和のMBAホルダー。アーリーリタイアを狙い兼業でバーテンダー勤務を始める。その後専業となりソムリエ、料理人としても長年レストランやバーを複数経営、その後総て譲渡し引退。2019年12月にCOVID-19に感染し生死をさまよう。現在は特殊な業務に特化したコンサルタント会社経営、時に兼業カメラマン(店舗・企業)。自身が過ごした安全な世界を次の世代にも残したく感染症に強い飲食店を考えた結果「キッチンカー」に希望を見出す。感染症予防対策を万全にとりおこなっているお店を勝手に紹介発信する60代。記事、SNS発信は引退していますがキッチンカー利用は続けています。