キッチンカー キイロ亭さん訪問記 Mar/2023
新しいお店を探すときは雑誌よりも先にインターネット検索する時代ですね
そして発信側も雑誌取材、ウェブページ作成より「SNS発信」が楽な時代だと思います。
楽な発信でもコツコツときちんと営業場所や日時がお客さんに伝わるように誠意を込めているお店はあって
日々のSNS、御案内を拝見するだけでお店の真剣さや店主さんのお人柄が見えてくるお店があります。
素晴らしいお店に違いないと長く気に掛けていたキッチンカー キイロ亭さんへやっと初訪問できたときの記事です。
5月にも訪問しましたが今回は3月に出店された際のレポート、場所はベイシア新座店さん。
キッチンカー キイロ亭さんは和風料理お弁当のキッチンカーさん、
お店に到着するやいなや隅々まで綺麗なお店が目立ち嬉しくなりました
清潔さ、身だしなみ、真摯さ、それらから来る料理の素晴らしさ、美味しさが伝わるようです。
私が到着した際には3組のお客さんの行列がいました。
午後過ぎだ時刻でしたが、みなさん家族連れで3・4食ずつのお客様で大人気です
やはり綺麗なお店、センス在る色使い、小物など装飾で興味をもって引き寄せられる方も多く私の後ろにも列が出来てきます。
初めての訪問で頂いたのは「和風出汁のキーマカレー」と「狭山茶レモネード」でした。
カレーはスパイシーだけれどもシッカリと旨味があります。問答無用の美味しさとオリジナリティがあるまさに「逸品」です
ヒトクチ目から香りも良く美味しさも判るけれども、更に食べ進むごとに旨味が追いあがって来て組み立ての奥深さに驚きます。
苦味なりがちなターメリックも見事に活かされていて寧ろ滑らかな印象です
クミンはじめ複数のスパイスを感じますが、バランスがよくて優しい風が吹いてくるかのようです
総てが掛け算になっている調理とは、こういうものなのだろうなと、理屈抜きで身で感じます。
食べ進んで思うのは支える出汁の素晴らしさ、塩分も同様に繊細に見極められたレベルだなという事
こういうのは産まれ持ったセンスなのでしょうね、あるいは子供の頃の食育だろうかなんて羨ましく思います。
「七味と山椒を是非使ってみてください」とのご案内いただいていたので、後半に試してみました
伏線総てが回収されるような「なるほど」という活躍を全身で感じます。ここで鳥肌がたつほどでした。
七味にある辛子や陳皮で、スパイスカレーらしいスパイスが新鮮さを増して輝き始める
そのあと山椒を振ると、出汁カレーの出汁の風味が起き上がって優しく自分の空間を包み始める
店主さんの仕込んだこれらの伏線、これは此のお店でしか経験できない「生きている感動のヒトツ」です。
ただ辛くしたい、ただ塩味が濃ければいい、というのとは全然ちがいます
書き込むと長くなってしまうけれど、写真の野菜だってひとつひとつが個性を活かされているのを感じます
食材を、薬味ですら、ひとつひとつをこんなに意味あるものにしている料理なんてそうありません。
狭山茶レモネードも驚く程の味覚センスを感じるオリジナリティある素晴らしい品でした
また近いうちに、一日でも早く再訪したいので願掛けのためにレモネードはここまで、続きは次回の宿題レポートに致します。
店主さんのお人柄とお店の美しさとお料理の感動が繋がる感動のお店。休日に是非足を伸ばして見てください。強くお勧めします。
2023年3月訪問
主に土曜日曜祝日の御出店
ふじみ野市、富士見市、朝霞市、新座市、蓮田市、上尾市、川越市、さいたま市大宮区、さいたま市桜区、が主な出店場所
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“おひとりでも大事な方とでも、疫病に負けずに素敵な時間を過ごせますように”
– ザ・キッチンカー・タイムズより