• 2025-01-15 9:05 AM

The Kitchencar Times

introducing high-quality food truck restaurants and takeout stores.

SPICE屋台 モクメさん訪問記 July/2023
 
SPICE屋台 モクメさんへの訪問記です
 
キッチンカー、近年増えたと思いませんか?
キッチンカー、チキン、タコライス、カレーが多いと思いませんか?
カレーのキッチンカーで圧倒的な個性と美味しさを持つ名店、それがSPICE屋台 モクメさんです
 
 
SPICE屋台 モクメさん、私は色んなところで評判を聞きます。
評判は広きに渡って高い物ばかりです。その評判から色んなメディアで紹介されています。
しかし残念ながら、私はどの記事もお店と商品の魅力を伝えきれているとは思いません。私にも勿論無理です。
なぜなら其れだけ「言葉には出来ない魅力」があるからです。
 
 

お店のメニューは基本2種類です
ジーラライスに添えられた定番の「ダルカレー」と「日替りカレー」です。日替りは数種類あることが殆どです。
 
ちなみにジーラは「クミン」のこと。クミンの香るロングライスにレモンを絞って戴きます。
ダル「豆」のこと。日本のソイビーンとは違う緑豆等を中心に4種類の豆が優しく美味しく膨らみます。
 
 

今回のSPICE屋台 モクメさんでは2種類のカレーの合いがけをお願いしました
お店の自信作ジーラライスにカレー2種、そこにスパイス煮玉子や野菜の副菜(アチャール)タップリ乗るコンボ。
これがモクメさんの「ミールズ」です
今回も「ミールズ」。片方は定番の「ダルカレー」。4種の豆に季節限定でトウモロコシが追加されています。
そしてもう片方は「塩豚とスッギーニ」のカレー。なんとも夏らしい素敵な「ミールズ」コンボになりました。
 
 

ダルカレーは「ダルカ」ではなく「マサラ」のスタイル。
スパイスがフワリと沁みた優しい豆の一粒一粒が優しくじんわりと解けて弾けてゆくようです。
その優しさとジーラライスの仄かな苦味からくる爽やかさ、そしてレモンの酸味。みごとな構築美です。
 
 

そして今回の日替り「塩豚とズッキーニ」のカレー
ダルカレーもそうなのですがSPICE屋台 モクメさんの手腕の凄さは「繊細さ」にあります。
「スパイス屋台」の屋号があるにしても、素材の旨味を潰すスパイス感がないのです。それでいてちゃんとスパイシー。
今回の塩豚にしても、豚のイノシン酸由来の甘味ある旨味を塩を馴染ませることで引き出しているように感じました。
ズッキーニもウリ科の持つ白い夏の大人の美味しさが残りつつ、ちゃんと加熱し味が沁みて旨味が引き出されています。
 
ツイッターでも毎回困っていましたが、書きたい事を書くとキリがなくなるお店です。
長く洋食のシェフだったという店主さんの味覚のセンスと、それを活躍させる技術は他にない唯一の物です。
土日のイベント等のご出店も先ずないのですが、是非タイミング合いそうな時は調整してください、価値があります。
そしてチャイやラッシーがある時はソチラも!。
 

今回のレポートは、訪問時に写真が撮れなかったりしたので古い写真など使ってカナリ不本意です。
これからもSPICE屋台 モクメさんを追いかけてゆきますので、是非みなさん、お店も此のサイトもチェックしてくださいね。
 
2023年7月訪問
 
土日はお休み、イベントなどでのご出店は半年に一回あるかないか、ほぼ有りません。
月曜が豊洲、水曜が九段下、水曜が虎ノ門、木曜が西巣鴨、金曜が麹町です。
https://twitter.com/spice_mokume/
 
 
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“おひとりでも大事な方とでも、疫病に負けずに素敵な時間を過ごせますように”
– ザ・キッチンカー・タイムズより

By Gigantar40mm

通称ご隠居。元銀行員、元某HD経営企画室室長、昭和のMBAホルダー。アーリーリタイアを狙い兼業でバーテンダー勤務を始める。その後専業となりソムリエ、料理人としても長年レストランやバーを複数経営、その後総て譲渡し引退。2019年12月にCOVID-19に感染し生死をさまよう。現在は特殊な業務に特化したコンサルタント会社経営、時に兼業カメラマン(店舗・企業)。自身が過ごした安全な世界を次の世代にも残したく感染症に強い飲食店を考えた結果「キッチンカー」に希望を見出す。感染症予防対策を万全にとりおこなっているお店を勝手に紹介発信する60代。記事、SNS発信は引退していますがキッチンカー利用は続けています。